セ・リーグ、巨人6-2阪神、14回戦、阪神8勝6敗、3日、東京ドーム 巨人が突然の不運を乗り越えて首位に返り咲いた。緊急登板の野間口が4回を無失点に抑える好投。打線も小笠原と阿部が1発を放つなど投手陣を援護し、阪神に快勝した。東京ドームがどよめく。まさかの降板劇だ。3月に右ひじを手術したグライシンガーの今季初登板。復活の舞台で阪神を封じ、首位返り咲きを導くはずだった。しかし…。試合開始から26分後。背中を丸めた右腕は、悔しそうな表情で大観衆の前から立ち去った。「復帰初戦なので、やっとチームに貢献できる楽しみと、投げた後にひじがどうなるかという不安が半々ぐらい。でも、試合に入れば投球に集中するよ」と登板前日は話していたが、予想もしない展開が待っていた。一回を無失点で切り抜け、迎えた二回。先頭のブラゼルに投じた5球目を弾き返された。右すねを直撃した打球が一、二塁間を抜けて右前まで転がるほどの強い打球。ベンチを飛び出そうとしたトレーナーを一度は制止したが、投げられないと判断。スタッフを呼び寄せ、治療のためベンチ裏に下がった。約3分間の治療を終え、再びマウンドに上がった。1球。2球。3球…。力が入らない。無念の降板となった。試合中の診断は『右すね打撲』。昨年9月29日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、308日ぶりの1軍マウンドで結果を出すことができないどころか、わずか15球の衝撃降板。アイシング治療を行いながら、戦況を見つめた。そんなピンチで踏ん張ったのが、この日1軍に昇格した野間口だ。緊急登板にもかかわらず、4回3安打無失点。五回一死二、三塁の場面ではマートンの鋭いライナーをスーパーキャッチ。飛び出した三走も刺し、併殺を完成させた。長嶋茂雄・巨人終身名誉監督がネット裏から戦況を見守り、OBの金田正一氏が試合前の練習で原監督を激励するなど、注目を集めた首位攻防戦。第1ラウンドから何が起こるかわからない、ハラハラドキドキの大熱戦が展開された。
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