先週、後藤真希の“ラストコンサート”で「モーニング娘。」OGが集結したが、この中でタレントとして生き残れるのは矢口真里(28)だけともっぱら。とにかく、バラエティー番組で引っ張りダコだ。11月だけでも「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」(フジテレビ)、「知りたがり!」(同)、「アッコにおまかせ!」(TBS)など20本以上の番組に出演。これから年末にかけては特番が多く、矢口を見る機会はますます増える。矢口は今年5月に俳優の中村昌也(25)と結婚。身長145センチと192センチの47センチ差婚は世間を驚かせた。通常、アイドルが結婚すると人気は急降下するのが普通。モー娘仲間だった石黒彩、市井紗耶香、飯田圭織などは今や見る影もなしで、結婚後も仕事が途切れないのは辻希美くらいだ。なぜ、矢口は人気が落ちないのか。テレビ関係者がこう言う。「バラエティー番組でゲスト出演者をキャスティングする際に、真っ先に名前が挙がるのが矢口です。とにかく、空気が読めるし、VTRを流している時にスタジオにいるゲストの顔を映すワイプ映像の評判がいい。大口を開けて本当に驚いているようなリアクションは意外に難しいのですが、矢口の表情は豊かで、わざとらしくない。毒舌の有吉弘行が『ワイプモンスター』とあだ名をつけたほどで、もはや“芸”の領域です」アイドルというよりは、今では女芸人という位置づけなのがビミョーだが、俳優としてパッとしない亭主を細腕で支えている姿に好感度がアップしている。モー娘の勝ち組は矢口で決まり。
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